2018年8月のひとこと


「(前略) 言葉をつくりだし、文字をつくりだすことによって、思想が芽をふき、成長することができた。思想と手わざとが協力するすることによって、科学へと発展した。そこから生まれたものが、映画であり、ラジオであり、テレビであった。私たちは、それ等を享受するのに、本を読む時ほどに頭を使う必要がなくなった。 (中略) 科学文明が進んだ結果として、それを生みだした頭脳の創造的活動の源泉の一つがかえって枯渇しそうになってきたのである。 (後略)」

引用:「本の中の世界」 湯川秀樹著 岩波新書

これは今から50年以上も前に書かれたものですが、「古さ」を全く感じさせません。ラジオやテレビをスマフォに置き換えれば、まさに現在にもあてはまることだと思います。
慌ただしい日常生活の中で、落ち着いてものを考える時間を持つことはとても難しいことだと思いますが、生徒諸君にはこの夏休みという時間を大いに利用し、読書を通して様々なことに思いを巡らせる時間を持ってもらいたいと思っています。


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