2019年3月のひとこと


中学・高校の入試が一段落しましたので、久しぶりに校長室の机上の整理をしていたところ、朝日新聞の切り抜き(2017年7月15日)が出てきました。それは「あなたへ ―往復書簡―」というコーナーで角川春樹氏(出版社社長)から佐伯泰英氏(作家)宛てに書かれたものです。

その中で、以下の様な長谷川潔氏(銅版画家)の言葉が紹介されていました。

「傷が線を作る。まっさらな金属の板では、何の傷も浮かばない。傷があるからこそ形が生まれ、命が宿る。傷がない人生は生きているとは言えない」

受験結果というものは、100人いれば100通りだと思います。当然のことながら受験結果がその人にとって一つの傷になることもあるでしょう。しかしながら、その傷がその人を形作り、その人にまた新たな命を吹き込むことになると考えれば、受験という経験を通して得るものはともて大きいと思います。

高校3年生は卒業を控え、もうすぐ新たな生活が始まります。実社会では様々な困難に出会うこともあると思いますが、そんな時に是非とも思い出してもらいたい言葉です。


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