2020年11月のひとこと


描いている途中にちょっと気になることが出てきたら、まず編集部に電話をしますが、結局は担当編集者に会って話すことが大事だと思っています。電話ではなかなか結論が見えないことでも、会って顔色を窺いながら話していると、解決の糸口が見えてくることもよくあります。担当さんも僕の顔を見るだけで、「あ、ネーム(※)の調子が悪いんだな」などと一発で察してくれるようです。電話もメールも便利ですが、本当のコミュニケーションは、やはり直接会わなければできないと思っています。

※引用者注 ネーム:漫画を描く際にコマ割りやコマごとの構図等を大まかに表したもの

              「秋本治の仕事術」 秋本治著 集英社 2019年8月

日直が記載する日直日誌の所見欄に目を通していると、コロナによる休校期間が終わり「仲間と再び時間と場所を共有できるようになったこと」に対する喜びについて言及している生徒が非常に多いことに気づきます。
現在はスマホという便利な機器がありますので、コロナ禍といえども友達と繋がることは簡単だと思っていましたが、やはり直接話をするという行為は通信機器でつながることとは全く違うようです。
本校の大先輩である秋本治さんがご自身の著書で述べられているのと同じように、現役の生徒達が「人と直接やり取りをすることの重要性」を感じてくれていることにほっとするとともに、大きな喜びを感じています。


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