2020年12月のひとこと


『 (前略) つい10年前には、インターネットは民主主義に寄与すると非常にポジティブに捉えられていました。オバマが当選したときがそうでした。ロビイストたちがおカネで動かしてきた政治を、リベラルな草の根運動がインターネットを武器に、ひっくり返したのだと。ところが、たった8年で状況はまったく変わってしまいました。インターネットはポピュリズムにうまく利用されています。』

「AIの壁」 養老孟司著 PHP新書 2020年10月
『第4章 わからないことを面白がれるのが人間の脳 新井紀子×養老孟司』
の新井紀子さんの発言より

情報というものが簡単に手に入る時代だからこそ、我々はメディアが発信するニュースを批判的に読み解き、情報の質を見極める能力、すなわち「メディアリテラシー」を身に付ける必要があります。とはいいつつも、入手することができる膨大な情報の1つ1つの真偽を見極めるのはとても難しいことだと思います。

そんな情報過多のネット社会で、生徒諸君が自分を見失わずに(情報に振り回されずに)生活するためには、次の言葉を常に頭に置いておく必要があると思います。

「インターネット上に流れる情報は、すべて真実とは限らない。」

新井紀子さんが指摘されているように、インターネットの利用の仕方が時代とともに急速に変化している状況において、ネットの情報に対し常に中立でいるために、生徒諸君には、至極当たり前のことではありますが、「目の前にある情報をまずは疑ってみる」という姿勢を常に持っていてもらいたいと思っています。


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