学校生活

卒業生紹介

頓所 史章

部活の先輩が、文武両道のいいお手本となりました。

本郷へは、クラブ活動に期待して入学しました。進学校でありながら、どのクラブも真剣に取り組んでいるのが本郷の特長といえるでしょう。私が活動していたバスケットボール部もその例にもれず、関東大会出場を目指す適度な厳しさのあるクラブです。部活動の良さは、スポーツそのものの面白さに加えて先輩や友人たちとの深い交流があげられます。特に春、夏の4泊5日の合宿は、体力的にも精神的にもきつかったのですが、その大変な時間を共有することで一生付き合える友達を得ることができました。

そんな毎日の中で、受験を意識しはじめたのは高校1年から2年にかけての頃。時間が限られている分、やるべきことは期限内に終わらせるようにして、空いた時間には本を読んだりインターネットを楽しんだり、メリハリのある生活を心掛けるようにしていました。部活の先輩が難関校に現役合格したことで「よし、自分も!」と励まされた思いがしました。高校3年次の最後の試合では、自分なりに満足のいく結果を出せて達成感を得ることができ、うまく受験モードへの切り替えができました。受験勉強の一番の息抜きは、今まで一緒に頑張ってきた友人と話すこと。勉強は自分自身でするものですが、一人じゃないと強い気持ちになれました。

念願の大学へ入学した現在、大学でも本郷で培った文武両道の精神を生かして、何か打ち込めるスポーツを始めようと考えているところです。将来は、ロボットや宇宙・航空など工学分野の研究者として、新しい技術に貢献できるようになりたいと思っています。

頓所 史章

軽部 達也

苦手科目をコツコツと克服。次第に目標が高くなっていきました。

本郷の謳う「自学自習」は、誰しもすぐにできるものではありません。少しずつ毎日の積み重ねから、自分で予定を組み立て自分で目標を持ち学ぶことができるようになってくるのです。私の場合も、中学時代は、部活に夢中で漫然とした学習態度だったように思います。苦手としていた数学が面白くなってきたのも、高校生になってからでした。自発的に勉強のスイッチが入ったというよりは、周りの友人や環境、先生や卒業生などの存在がそれぞれ刺激となって私を勉強へと向かわせてくれたように思います。

受験を意識した勉強を始めてからの私の強みは、「建築家になりたい」という小さい頃からの目標があったことです。目標がはっきりしていると、さらに頑張ろうという原動力となります。といってもバレーボール部の活動も仲間と一緒に楽しみましたし、高校3年では、体育祭の応援団に参加したり、文化祭ではクラスの有志でカレーの模擬店に挑戦したりもしました。無謀のように聞こえるかもしれませんが、お互いの目標を知り、普段から競い合っている友人と力を合わせて何かを成し遂げることは、勉強の励みとなり気持ちの切り替えになりました。そうして、自分なりの勉強スタイルが確立できてからは成績が伸び、先生方のアドバイスで志望校を東京大学へ変更することに。クラブの夏合宿でも東大へ通う卒業生から受験の心構えなどのアドバイスをいただくことができ、最後の半年間を有意義に使うことができました。志望校に入学が決まり、建築をしっかりと学びたいと気持ちを新たにしたところです。

軽部 達也

木曽 友貴

要所、要所での先生の指摘が、自分を変えるチャンスとなりました。

実は勉強に時間を取り始めた中学3年生の頃は、遅刻が多い生徒でした。担任の先生の指摘が、自己管理を心掛けるきっかけに。寝つきが悪く朝起きられないという体質を改善するのは大変なことで、勉強することの方がよほど容易なことだと感じたくらいです。いろいろ試した結果、睡眠時間をしっかり取ることが自分には一番必要なことであると分かりました。それからは、時間を長く取らずにいかにして短時間で集中して勉強するか自分なりに工夫を重ねてきました。ホームルームでの担任の先生の話の中や、それぞれの教科の先生の話から、勉強方法のヒントをもらうことができ、高校2年の終わりくらいには、自分に合った勉強スタイルが確立されたように思います。

思えば大学受験というものは、初めて自分自身の中で真剣に取り組んだことでした。それまでの自分は、部活にしろ、遊びにしろ、まだ迷っている感じだったように思います。この受験で初めて頑張れた感じです。目標を細かく設定していけば、受験勉強はスポーツや芸術よりも簡単で、工夫が結果に出やすく達成感も得られます。受験が終わり卒業してみて、本郷に入ってほんとうに良かったとつくづく思っています。じっくりと長く人間関係を育てていくタイプなので、本郷の自主性を重んじる校風には、助けられたと感じています。また、先生方が面白くさまざまな話を聞く機会があったことも、自分を伸ばしてくれたと感謝しています。将来は、自分が本郷の先生方に助けられたように、話題の豊富な英語の教師を目指したいと思っているところです。

木曽 友貴

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