学園概要

学校長より皆様へ

校長 北原 福二校長 北原 福二
1943年 長野県生まれ
1968年 東京理科大学卒業
気象研究所を経て、芝中学高等学校に27年間勤務。
その後啓明学園校長に就任。
2006年から本郷中学校教頭を経て、
2008年4月より本郷中学高等学校校長に就任。

「いざという時に、自分で判断できる」そんな本郷生を誇りに思います。

日頃から本郷生には、自分から行動できる人となってほしいと願ってきましたが、先頃の東日本大震災では、本郷生の冷静な判断力と行動力が形となって表れ、生徒の「自立」と「自律」が定着してきたことを感じることができました。当日は、ご存じの通り首都圏では交通機関がストップし、多くの帰宅困難者がでました。本郷でも約450名の生徒が急きょ校内に泊まる事態になりましたが、予期せぬ困難な状況においても生徒たちは実に秩序だって冷静に行動することができました。中には下校途中の駅から、自分で判断して数時間をかけて徒歩で学校まで戻った生徒も多数いました。こうした咄嗟の判断は、普段我々教員が生徒たちに伝えている“常に先を見据えて行動する”ということが、我々の考えている以上に生徒たちに定着していることの表れだと思います。震災後の終業式では、生徒会が募金活動を行い、生徒や先生方から1日で多くの寄付を集めることができました。これも生徒たちの行動力と世の中への関心の高さの表れであったと思います。

このほかにも、文科系クラブの学外活動での多くの受賞やラグビー部の全国大会進出など「文武両道」を目指す本郷の姿勢がよく表れた1年でした。本郷での6年間、あるいは3年間を単なる大学への通過点とせず、その先の未来を見据えた自己実現のために、努力と挑戦を惜しまなかった結果といえるでしょう。このような生徒たちの活動は、自らを律する日々の生活の中で築かれていきます。私たちが最も大切にしていることです。本郷には、温かく励まし見守る先生と、尊敬に足る先輩、そして刺激を与えてくれる仲間がいます。私は今年も生徒たちが周囲の頑張りを励みに、より高みを目指ざすことを期待しています。

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