今月の一言
2026年3月のひとこと
2月12日に中学の合唱コンクールがありました。各クラスの合唱は、力のこもった素晴らしいもので、感動するとともに、各クラスの団結力を目の当たりにしてとても充実した時間を過ごすことができたという感謝の念でいっぱいになりました。
合唱のすばらしさを感じるとともに、様々な思いを抱いている一人ひとりが、共通の目標に向かって思いを一つにするという営為の中から、個人の力を超えるプラスのエネルギーが生じるということを改めて実感しました。インフルエンザの流行などのために、学級閉鎖となり、練習時間を十分に確保できなかったクラスもありました。しかし、限られた時間の中で一生懸命に練習した成果を私は確かに感じ取ることができました。
私たちは様々な制約のもとで生活しています。思い通りに事が進むということの方が稀です。制約があることに対して、ついつい不満を述べたくなりますが、文句を言っているだけでは新しいものは生まれてきません。制約を克服するためにクラスが団結し、目標を達成しようとする意志の連なりが、人の心を動かす何かを生み出したのだと思います。目標に向かって心を一つにしようという意志の連なりが、個々人の中で眠っていた主体性を覚醒させ、その主体性がクラスの中で新たなエネルギーを生み出していくという、主体性の連鎖の中から生じる力を今後の学校生活の中でも大切にしてほしいと思います。