学校生活
高校生向け教養講座「エキスパートセミナー」を開講しました
サマーセミナーの一環として、中3以上を対象とした教養講座「エキスパートセミナー」を開催しました。学年を問わず生徒が集い、単なる受験対策にとどまらない学問の深みに触れる時間となりました。
- 順天堂大学医学部高大連携プログラム:湘南白百合の学生さんたちとのコラボレーション企画(詳細は、本校HP(8/27付掲載)でご紹介していますので、ご覧ください)
- 経済学セミナー: 昨年に続き、ファイナンシャルプランナー・財務コンサルタントをお招きし、実在する企業の財務諸表(P/L・B/S)の読み方を学びました。寿司店2社を比較したり、利益最大化シミュレーションに挑戦したりしました。価格や原価率、広告費の組み合わせを自ら設計し、営業利益の仕組みを体感しました。
- 現代数学入門:大学院生のOBを講師として招き開講。留数定理や超越数について自力で独学を重ねていた生徒も多く、さらにその先にあるモチーフ理論へ挑もうとする志の高い生徒たちが集結しました。生徒の独学の探求の深さに講師も驚愕していました。
- 言語学入門:同じく、大学院生のOBを講師として招き開講。言葉の歴史に強い興味を抱き、単なる丸暗記ではない『言語の本質』を深く探求したい知的好奇心にあふれた生徒たちが集結しました。独学で深めてきた生徒たちが、自分の知性を共有し合える場となりました。
- デジタルサイエンスゼミ: エンジニアや大学教員をお招きし、プログラミングやAIリテラシーを講義。「シミュレーションは新たな問いを生むもの」「AIの本質は巨大な関数である」といった視点や、大学での学びの深まりについて学びました。
- ITパスポート取得対策講座: 外部講師と本校教員による集中講義を実施。スターバックスの経営や学校行事をモデルに、何を目指し、誰に届け、どうやって仕事を進めるか、また何をもって会社は動いたり、何に備えるのか、という5つの視点で、講義が行われました。経営・IT管理・技術をリスクマネジメントなどの視点から実践的に学びました。
受講した生徒たちには、この「エキスパートセミナー」での体験を通じ、受験勉強の枠を超えた幅広い教養を身につけることの大切さを感じ取ってほしいと願います。多様な学問の深みに触れ、新たな問いを立てる楽しさを知ることこそが、豊かな人間性と将来の学びを支える確かな糧となると思います。
最後に、デジタルサイエンスゼミで電気通信大学データ教育センターの長瀬准平先生からいただいた言葉をご紹介します。データの散らばりを最小二乗法でモデル化する解説の中で語られたものですが、長瀬先生がゼミを通じて生徒たちに最も伝えたかった言葉です。探究の本質であり、すべての生徒に投げかけたい問いでもあります。
「私は◎◎を変えた。すると□□が変わった。次は☆☆を試したい。」
本校は、生徒たちの知的探求心を仲間たちとともに刺激しあう場でありたいと願っています。開講にあたり多大なご協力をいただきましたCQ出版様、電気通信大学様に心より感謝申し上げます。
