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今月の一言

9月のひとこと

評論家、言語学者として活躍している外山滋比古氏の作品に「グライダー」があります。そのなかで「人間にはグライダー能力と飛行機能力がある。受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが後者である。両者はひとりの人間の中に同居している。」と、指摘しています。さらに、学校教育は整備されたけれど、基本的知識を習得するグライダー能力が多く求められ、飛行機能力を求めることはあまりされてこなかった。今後「それぞれの特色を生かしたグライダー兼飛行機のような人間になるには、どういうことを心掛ければよいか考えたい。」とエッセイはまとめています。

学園祭などの行事に積極的に取り組むことが、それぞれの特長ある能力を見出し活用することに繋がると思っています。