2月のひとこと

細菌学者の北里柴三郎博士は、ドイツのコッホ博士のもとで研究し、破傷風菌を純粋培養することで血清療法を考案したり、更にその技術をジフテリアの血清治療に応用して多くの命を救ったことで、世界から高く評価されています。
彼は研究への取組みや人との交わりに対して『人に熱と誠があれば何事も達成する。世の中は決して行き詰らぬ。もし行き詰ったとしたら、それは人に熱と誠がないからだ。』という信念を持っていました。どんなときでも『最後まであきらめない』という考えに通じるものがあるように思います。寒い時期ですが、“熱をもて誠をもて”の言葉に後押しされて頑張りましょう。