２０１１年　カナダ海外研修の様子を掲載しました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    ２０１１カナダ海外研修を終えて

　7月28日から2週間ほど、僕はカナダへの海外研修を体験しました。外国の方と対話をするのは学校の英会話の授業以外では殆どなく、正直不安が大きかったですが、現地にはとても親切でユニークな方が多く、また、僕のたどたどしい英語にも熱心に耳を傾けて下さったので、少しの時間で慣れることができました。
　現地ではアクティビィティとして、長さが137mもあるキャピラノ吊り橋を渡ったり、カナダでは国民的なボランティアであるカーウォッシュに挑戦したりと、カナダの雄大な自然や国民性に触れることができる活動が多くありました。また、ホストファミリーとの生活の中では、バンクーバオリンピックで使われたスキー場を見に行ったり、ゴルフ・プール・ショッピングなどいろいろな所に出かけたりと本当に充実した毎日を過ごさせて頂きました。僕のホストファミリーの中には小さい子供が多くいたため、とても馴染み易かったと同時に、遊び相手にならざるを得ないことも多かったのですが、英語でコミュニケーションを取りながら子供たちと触れ合うということで、それもまた楽しかったです。
　最後の3日間はウィスラーの方まで移動し、ジップトレックやラフティングなど日本ではあまり見かけないような自然の催しをも体験することができました。
　日本とカナダでは国土の面、文化の面ともに異なる部分が多くあることを、実際に現地に行き、現地の方と触れあうことで改めて実感しました。今後、この世の中が国際社会になるにつれて、一層僕たちには互いの国のことを理解し、そして国境を越えて共存しようという心持ちを絶やさないことが必要になるだろうと考えています。そういう点から考えても今回の海外研修は非常に大きな意味を持つものであり、自分の人生の中で大変貴重なページを刻むことになったと思います。これからもこの夏の思い出を心に留めながら、世界の中の一員として日々を過ごせればと考えています。
　最後に、海外研修をサポートして下さったすべての方に心から感謝致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中学3年6組25番　中村有希