学校長・理事長より皆様へ

学校長・理事長より皆様へ

学校長より皆様へ

時代と社会の変化に対応しつつ、 建学の精神を貫く教育はさらに進化を続 けます 。

本郷中学校・高等学校
校長 木村 友彦

令和6年度より、本郷中学校・高等学校の校長職を拝命した木村友彦と申します。よろしくお願い申し上げます。

「強健・厳正・勤勉」という校訓のもとで、本郷学園は100有余年の歴史を刻み、一貫して「社会でリーダーたる人材の育成」に努めてきました。

このような伝統を背景として、本郷中学校・高等学校では、多様な個性を持つ生徒たちがお互いを認め合い、切磋琢磨することを通してさらなる高みを目指すという、生徒同士の連帯によって生じるエネルギーが満ち溢れています。

科学技術のめざましい発達と急速なグローバル化、そして少子高齢化の進行という現代の私たちを取り巻く環境は、従来の価値観に変容を迫る一方で、人間として大切にするべきこととは何であるのかという切実な問いを誘発しています。

このような変化の激しい時代の流れの中にあっても、「強健(心身両全にして、困難に耐えうる)」、「厳正(志操堅固にして、自らに厳しく中正な判断をなしうる)、「勤勉(責任を重んじ、誠心誠意つねに自己の務めに精励する)」という校訓に示された3つの教育目標に向かって、生徒たちが自己研鑽を続けることが、リーダーとして社会の一線で活躍するために必要とされる力を身につけることに繋がると私たち教職員は考えています。

本校では能動的に学習することを促す学習カリキュラムをはじめ、クラブ活動や委員会活動、学校行事など、主体的に考えて行動する力を養う様々なプログラムが用意されています。

中学・高校という多感で柔軟性のある成長の時期に、生徒諸君には本郷という舞台で、多くの課題に果敢にチャレンジし、時には達成感を抱き、時には悔しい思いを抱きつつも、一つ一つ確実に自己の経験値を高め、自己の可能性を広げていってほしいと考えています。自己の中に眠っている多くの可能性を、一つでも多く掘り起こしていきたいと思う生徒たちとともに、本郷の新たな歴史を刻んでいくことが私たち教職員の願いです。

理事長より皆様へ

102年目の本郷学園 本郷生はスマートであれ!紳士であれ!

本郷学園理事長 松平賴昌

本郷学園理事長
松平賴昌

今年は、本郷学園創立102周年を迎えます。大正11年にこの染井の地に創立されて以来、多くの先人の方々が、様々な困難を乗り越えながらも学園存続に情熱をかけて下さったことに深く感謝申し上げます。また、多くの卒業生のみならず、ご家族の方々のご理解とご協力の積み重ねで現在に至ることが出来たものと思っております。この間、日本は震災や戦争を経験しましたが、日本が大きく飛躍できたのもやはり学校という教育基盤が整ってきたことと相乗しているものと強く感じております。

本校は、創立より「国家有為な人材の育成」を目指しており、校訓としての「強健・厳正・勤勉」を貫き続けてまいりました。時代の変化とともに、様々な工夫が為されて学校も変化をして100周年を迎えましたが、私立学校として、この根本となる校訓は全てにわたる拠所とも言え、これからの100年へ向けても変わらないものとして教育に携わって参ります。この本郷学園では多くの生徒が在籍しており、勉強のみならず様々な体験が出来る環境もあり、多くの経験から培われる生き抜く力を生徒諸君にはこの6年間で学んで頂きたいと思っております。

入学式では、生徒諸君には多くの友達、先輩、後輩そして教員と出会い、繋がりを持ってもらいたいと話しております。この時期に得られる友人は、将来にわたる財産となるばかりか、皆さんの将来を確実に拡げてくれることになります。この学校で皆さんの成長を見守るとともに、将来に繋がる何かを掴んでもらいたい気持ちで多くの生徒諸君と出会うことを楽しみにしております。