水谷圭一さん
2001年度普通科卒業
現在
京都大学 大学院情報学研究科 准教授
100周年にむけて
私は本郷在校時、生徒会と鉄道研究部にて課外活動をさせていただきました。特に生徒会では文化祭や体育祭等をはじめ、様々なイベントの企画運営に主体的に取り組みました。企画立案からそれを実現する手段の具現化に至るまで学生たちでアイデアを出し合い、先生方や近隣市民の皆様方にも支えていただきながら、イベントを成功裏に導く経験をさせていただきました。文化祭当日、普段とは違う学園の雰囲気にとてもワクワクしたこと、そして無事に終わったあとの充実感を今でも思い出します。
現役生へのメッセージ
創立100周年おめでとうございます。 6年間は長いように見えて一瞬で過ぎ去ります。こう言うと「大学受験」という４文字がすぐに思い浮かんでしまうかもしれません。しかしそれだけでなく、本郷での6年間でしか手に入れることができなかった友人や様々な経験というものが確かにありました。大切な友人達は今でも何でも話せる良い仲間ですし、本郷で培った経験が「現在の自分の基礎」の多くを構成しているように思います。
勉学、課外活動、人間関係……全てが6年間ずっと順風満帆という人も少ないでしょう。良いときも悪いときもあることでしょう。でも全ての事にはきっと意味があります。是非楽しんでください。皆様の貴重な6年間が、充実したものになることを願っています。