金子駿太さん

金子駿太さん
2002年度普通科卒業

現在

JCHO 東京山手メディカルセンター 膠原病科 部長

100周年にむけて

本郷での生活を振り返ると毎日の通学が思い出されます。

私には双子の弟(優太)がいるのですが、偶然にも一緒に本郷中学に入学しました。毎日一緒に家を出て、仲の良い友人(川那辺君)と渋谷駅で指定の車両で待ち合わせをして通学していました。今は毎日当たり前のように一人で通勤をしているので、とても懐かしく思います。また、その3人で下校も一緒にしていたのですが、必ず職員室に寄り、現校長の佐久間先生たちと話をしてから帰るという習慣がありました。

その当時は特に疑問もなく、日課のようなものでしたが、思い返してみるとそれだけ先生たちが生徒との距離が近い関係を築いて下さり、より親身になって指導をして下さったからこそ、職員室が身近なものに感じ、毎日通っていたのだなと、今になって感じています。

現役生へのメッセージ

本郷の「強健・厳正・勤勉」という少し真面目な印象のある校訓がある中、個性溢れる先生方が、僕ら生徒たちの個性を生かしてのびのび成長させて下さったと思っています。本郷の卒業生で活躍している方々は、勉強ができたかは関係なく、みんな個性豊かで、人とは一味違う人たちばかりです。

そして、みんなが「本郷愛」が強く、本郷生であることを誇りに思っています。在校生の皆様も今の自分を大切にしていただき、信念を持って進んで下さい。なかなかいつも上手くはいかないかもしれません。しかし、信念を持って新しいことに挑戦していって下さい。一生懸命突き進んでいけば、きっと成功につながります。迷った時には、本郷の先生たちを頼れば良いのです。

私は2021年4月から東京山手メディカルセンターの膠原病科の部長になり、組織を統括する立場として新たな挑戦を始めます。これからの皆様の活躍を期待しています!

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